進研ゼミの入試直前教材分析


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進研ゼミのファイナルシリーズが届いた。

 

塾屋は進研ゼミのこと知っている風に話しますすけど、どんな教材が届いているのか知らない塾屋が多いでしょう。僕もこれまではそうでしたので研究がてら申し込んでみました。

ただ楽しみにしていた「ニガテ攻略シリーズ」の率直な感想。

 

 

教材が薄い・・・。騙された。

例えば、数学の「苦手攻略シリーズ」

 

空間図形

例題2

基本問題2

差がつく応用レベル4

 

 

 

 

関数

例題2

基本問題2

差がつく応用レベル4

 

たったの8題だけなの?

 

8題だけでできるようになるのか、かなりがっかりしました。

 

 

これだったら、残念ですけど市販の教材の方が使えますね。

 

 

かまなびでも関数は12題くらい解いていますから、かまなび生の1週間分より少ないかもしれません。

 

 

社会の資料問題も、問題が少なすぎる・・

うちの子達の冬休み1週間分の社会の全国演習テストの10分の1にも及ばない量です。

 

 

これではニガテ攻略とまでははいかないでしょうね。

 

 

まぁこれはオマケの教材なのでしょうがないかもしれません。

 

 

とはいえメインの教材は良かったですよ。

 

「入試直前FINAL演習」という冊子でバランスよく問題が配置されていました。

特に理科は次のように「演習テーマ」を決めて問題の配列をしているのでさすがだなと思いました。

 

作図問題

グラフ問題

文章記述問題

実験操作問題

環境問題

計算問題

用語問題

面白い教材は「ケアレスミス防止」教材です。科目ごとのケアレスポイントをまとめていました。

「入試直前リハーサル問題」もいいですね。進研ゼミが今年の千葉県の入試を予想して作ったものだそうです。これで千葉県の公立入試の模擬試験が練習できますし、本番で似たような問題が出たらラッキーです。また英語のリスニングや国語の聞き取り問題もついていました。千葉県の模擬試験が14000円くらいで受けるものなのでお得感はありますよ。

 

 

 

あとオマケ教材で入試直前「FINAL暗記」ブックです。これでテストの直前などに最終チェックできますね。

 

 

 

 

 

 

まとめると、進研ゼミはニガテを克服するというところではちょっと足りない感じがします。

 

 

ガッツリ問題解きたい場合には、市販教材の方がいいですよ。

 

 

ただ、ある程度、自分で勉強ができていて、「力試ししたい」「最終チェックしたい」という点では上手にまとまっているので、そのニーズに応えてくれはずです。

 

 

 

ところで、5科目全体をフォローしてくれるという点ではゼミに負けてしまう塾は結構ありそうです。

 

たとえば受講科目以外は放置になりがちなコンビニ系個別指導塾です。おそらく今でも旬の過ぎたような教材をコピーしたりして対応しているのでしょう。

 

 

それならば進研ゼミの方が5科目まとまっていて、料金もリーズナブルですよ。足りない部分は市販教材で補えばいいので。

 

 

自分で説明読んで問題解いたり、丸付けの解説も読めて、自主性があるなら「進研ゼミ+市販教材」の受験勉強がオススメです。

 

コンビニ個別塾は、どうやっても勉強しない、問題文が読めない場合の最終手段ですね。

 

コンビニ塾のことはどうでもいいですね。あちらはどこでも同じ低クオリティーを目指しているのですから。

 

 

かまなびで採用している教材は、ゼミに負けてませんでした。勝ってます。楽勝です。今回はこれが言いたかったんでした。

 

 

進研ゼミまとめ

(1)オマケ教材はタイトルは大げさの割にショボい

(2)メイン教材はよくまとまっている

(3)ある程度勉強の形ができている子に向いている(力試しで活用)

(4)5教科フォローではコンビニ系個別指導塾より強力

ベネッセコーポレーション 進研ゼミ・こどもちゃれんじ
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