脱個別指導1→基礎知識・基礎学力をつけるために週に何度もトレーニングする



前回の続きです。

 

「集団×個別×」の生徒を救うために「脱個別指導」として何を行えばよいのでしょうか。


まず一つ目は、「基礎知識・基礎学力をつけるために週に何度もトレーニングを行うこと」が必要だと考えます。

 

なぜかというと、数学や英語を週1回やったぐらいではどうにもならないのが「集団×、個別×」の生徒達だからです。

 

個別指導では、科目ごとに曜日が決まっています。月曜日が数学、木曜日が英語というように決められた曜日に学習します。しかし、それは裏を返せば、他の日は受講科目を勉強しないということでもあります。

 

もちろん宿題は出されるのでしょうけど、塾に行く直前に前回の宿題をやる生徒が多いと聞きます。特に学習習慣のないことが多い「集団×、個別×」の生徒はなおさらそうなりやすいのでしょう。

 

例えば、月曜日に数学の宿題を出され、翌月曜日の塾に行く直前30分で宿題を終わらせるのです。そうすると、月曜日しか数学をやっていないことになりますね。これでは、本当にその曜日しかその科目をやっていないことになりますね。

 

さらに、その宿題の丸付けをしないこともありますね。生徒がめんどくさがってやらないこともありますし、解答を塾から渡されていないこともあるからです。

 

つまり、宿題を別の曜日にやったとしても、その宿題が正解しているのか不正解なのかわからないまま1週間が経過しているのです。

 

 

このような個別指導の「1週間1科目宿題付き」のやり方で、基礎知識・基礎学力が低い「集団×個別×の生徒」を救い上げようということが、かなり難しいのではないでしょうか。

 

まずは、このような学び方を変える必要があります。

 

そこでかまなびは、「1週間3回宿題付き」の学び方を提案します。

 

例えば、数学を「20分~30分を週3回宿題付き」で行います。宿題を塾の前に急いでやったり、丸付けをしなかったとしても、最悪2日に1回数学をすることができます。特に基礎計算などは計算テストを通じて毎回実施しているので、基礎学力に問題がある場合でも徐々に良くなってきます。

 

英語に関しても、単語テストや基本的な文法問題演習を1週間に3回程度行うことができます。とくに単語力がない状態で塾の英語の授業を受けることは非常に非効率だといえます。わからない単語が出てくるたびに、辞書で調べたり、先生に聞いたりしなければいけないからです。

 

「集団×、個別×」の生徒が語彙力の低いまま個別指導で英語の授業を受けることがよくありますが、あまりオススメできるやり方ではありません。

 

以上のように、「集団×、個別×」の生徒は、基礎知識・基礎学力が足りていません。

 

だから学校や塾の集団指導についていけていなかったともいえます。

 

そのような完全に出遅れた状況で、個別指導でのわかりやすさを求め「1週間1科目宿題付き」で個別指導の授業を買うのは、基礎知識・基礎学力をつけるためには得策ではありません。このやり方では「わかったけど解けない」という状態になるのは当然だと言えるでしょう。

 

とにかくできるだけ毎日少しずつ、「暗記とテスト」、「解法の確認とテスト」を行い、基礎知識・基礎学力をつけて必要があります。

 

「考える力がつきます」という塾の宣伝文句をよくみかけますが、「集団×、個別×」になってしまうような生徒達の場合、そのような力をつける前にやらなくてはいけないことがたくさんあるのです。

 

実際にかまなびでは、週3回の計算トレーニングや即答法(英語を見て音読し意味を述べる)による英単語暗記で、成績不振状態から脱した生徒も出てきています。

 

また、暗記帳アプリ「zuknow」での基礎知識の確認を行っています。塾のない日にも、暗記とランダムテストをスマホ上で実施してもらって、インプットとアウトプットを繰り返しています。これも「集団×、個別×」の生徒にとってが基礎知識固める上で有効なトレーニングになっています。

 

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