個別指導時代の思ひ出(悪いver.)


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昨日は個別指導のスーパー講師のお話でした。

 

今日はその反対で酷かった個別指導の講師のお話。

 

何人か酷かった講師がいましたね。

 

良かった講師の人数ぐらい酷い人たちがいました。

 

1割ほどとてもよくやってくれる講師たちがいて、8割が普通にやっている講師、1割がひどい講師という分布でしょうか。

 

今日はその酷かった1割側の話。

 

まず1人目は、生徒に「大学生の遊び自慢をする講師」です。

 

ある日の授業時間に生徒の父親から電話がかかってきて

 

「○○という講師いるか!酒飲んで仕事しているんだって?そいつと電話を変われ!」

と言われました。

 

「授業中なので、今は出ることができません」と伝えたところ、「じゃあ今から行くから待ってろ!」と電話を切られ教室はパニックに。

 

個別指導の授業中だったのですが、その講師の授業を中断させ、その講師が教えていた生徒を別の先生へパス。

 

それでその講師が言うには「昨日、夜遅くまで酒を飲んでいたことを話していたのを誤解されたのじゃないか」とのこと。

 

謝るため教室の外で待機。教室で大声で怒鳴られたら勉強どころではないですからね。とにかく謝って許してもらったのですが、ヒヤヒヤしましたよ。

 

その講師は、他にも問題を起こしていました。ベテラン講師だったので、他の若手講師を連れて授業後に飲み歩いているんですけど、ある日後輩を1人、急性アルコール中毒にさせてしまったんです。

 

翌日、後輩講師は勤務できなかったんですね。急にですよ。たしか講習の頃だったでしょうか。その穴を埋めるのも大変だったんですけど、仕事に影響が出てしまったその日に、その問題講師は「これから教室で飲み会やりたいんですけど」と言い出したんです。

 

あぁこの講師はほんとに子どもなんだなと思いましたね。22歳でしたけど大学生って子どもなんだなと。

 

この急性アルコール中毒事件が先にあって、翌週ぐらい生徒の父親が殴り込んでくる事件がありました。これがしかもベテラン講師だったりします。僕が異動で移った年に起きた事件です。なんて酷い状況なんだとがっかりしたのを今でもよく覚えています。

 

個別指導では、こうした問題講師がいることがあります。高いお金を払って授業を買う価値がどの程度あるのでしょうか。もちろんそうした講師が、どれくらい質の高いものを提供してくれているのか。

 

保護者は授業をまじめに受けていると思っているその裏では、大学生の遊び話を聞いている時間が長いということもありますよ。中学生はその手の話が大好きですからね。

 

授業の準備もろくにせず、椅子に座って生徒と雑談してるだけで小遣いが稼げる仕事ぐらいに思っている講師がいないとも限りません。個別指導は、勉強以外の悩みを聞いてもらいやすい距離感であるとはいえ、その分リスクが高いなぁと思いますね。

 

この個別指導塾の思ひでは、まだまだ続きます。

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