ただの自習室じゃないよ(3)キーワードは個別化・具体化


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前回は、かまなび式は、大手コンビニ系個別指導塾の影の部分で生まれたことについて書きました。

 

ところで、「自立学習」の塾が増えてきているんですけど、これは「講師不足」「子どもの数の減少」が絡んでいますよね。

 

地方で塾を運営する場合には、「講師」が確保できないという問題があります。優秀な先生たちは大手で働いたり、映像配信の塾に回ったりしていますね。そうすると小商いの塾から先生の数は減ってしまいます。

 

また子どもが減ってきますと、たくさんの先生を雇って運営できなくなってきてしまうという問題もあります。

 

それで生み出されたのはパソコンなどを使って自分で学習する「自立学習型」の塾です。

 

このタイプの塾は「授業しない」とは言いませんね。パソコンの授業を受けるからです。それで勉強してわからないところを質問する。そういう自立学習です。

 

そういうところの自立学習ともかまなびは違いますね。

 

そのような講師不足や生徒数減少でできた自立学習塾というのは「一般的な」「学習」と「管理」をするわけです。

 

かまなびが目指しているのはそういう一般的な学習ではなくて、もっと「個別化」「具体化」した学習と管理なんです。

 

学校の定期テストの傾向に合わせてとか、千葉県入試のこの出題に合わせた学習です。ほんとローカルな学習です。他の地域だと、もしかしたら必要ないかもしれない。

 

そもそも、これをやらなければ学習塾・進学塾って必要なくなっちゃうと思うんです。大手の一般的な学習の授業や映像授業を受けるだけで足りてしまう。

 

そのうち無料動画とかも出てくるでしょうし。図書館やマックやスタバに、スマホやタブレット持ち込んで勉強すれば済んでしまう。学習管理も無料アプリなどでできてしまったりする時代はすぐにやってくるでしょう。今でもこういう場所で集まって勉強している人達いるんじゃないですか。家庭教師の進化版で、図書館教師、カフェ講師、ファミレス講師などやっている人いると思いますよ。

 

そういうところと差をつけないと学習塾・進学塾は。そのキーワードが、個別・具体化なんです。コンビニ系個別指導の「個別」などという中身空っぽの「個別」という意味ではありませんよ。どう違うのかは、またちょっと話が長くなったので続きは次回にしておきます。

 

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