学校の成績UPには、「提出物を計画的に進められるか」が重要だ


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ご入学おめでとうございます。いよいよ1学期が始まりますね。

 

ところで、中学校に入ると「1年生のときからの学校の成績(通知表)」が公立高校の入試選抜に関係してきます。

★成績は、「授業態度×提出物×定期テストの点数」で決まる!

その成績は、「授業態度×提出物×定期テストの点数」で決まってきます。

 

ここで重要なのが「提出物」なんです。

 

「学校のワークをテストの日までに仕上げること」が一般的な中学生の提出物です。

 

成績に関しては「定期テストの点数」を取ることについつい意識がいってしまいがちです。

 

そのため普段の勉強は「塾のワーク」や「ゼミ」などの教材をやっていることが多くなっているのではないでしょうか。

 

もちろん、そういったプラスαもしっかりやれれば言うことなしですけれど、なかなか学校のワークがうまく進められない子は多いものです。

 

そのため、テスト前に「学校のワークに手をつけていなかった!」と答えを写して提出する子もチラホラいるんですね。

 

そうするとテスト前はそれを提出する為の「作業」に追われ、「身につかないままテスト本番」なんてことになってしまうわけです。

 

先ほど、「成績は、授業態度×提出物×定期テストの点数で決まる」と言いました。

 

提出物は出したものの、提出物はほとんどの人が出すのでそんなに差はつきません。答えを写し気味に提出したところで、成績が上がるということはありません。

 

実際に差がつくのは「授業態度」と「定期テストの点数」なんです。

 

しかし、「直前に提出物に追われている人」は、実際にはテスト対策ができていないので点数は上がりづらくなります。

 

このように、提出物は提出するだけではあまり成績に影響しないものなのですが「テストの点数とは非常に関係が強い」ものなのです。

 

これは裏を返せば、「計画的に」提出物を提出できたかで、テストの成績が変わってくることになります。

★学校のワークは3周するのを目標にコピーをとっておく!

以前テレビで某有名大学の学生が言っていたのですが、「塾に通わなくても学校の成績が良かったコツは?」と聞かれ、「学校のワークを3周以上やった」と答えていました。

 

3周やるためには、「最初にコピーをとってしまうのがポイント」だとも言っていました。

 

これなら繰り返しできますもんね。

 

1回目からワークに直接書き込んでもOKなので、学校の進み具合に合わせてどんどん進めていけばいい。

 

そうすれば、直前に提出の為にワークを埋めるという作業はなくなってテスト対策に時間を回すことができます。

 

さらには、テスト直前の余裕があれば体育や技術などの「実技教科」のテスト対策もできます。実技の成績も入試選抜に関与してくるので、「数学の5も技術の5も変わらない」ということはあまり知られていなかったりします。

 

今年入学した中学1年生、ワーク提出に追われ成績不振の中2・中3生は、「提出物を計画的に進めること」を1年の目標にしてみてください。

 

ちなみに、かまなびでは「学校のワーク」をベースに進め、演習やチェックテストで「他の教材」を使うというスタイルをとっています。なので、試験直前に学校のワークに追われないよう工夫しています。自分で学校のワークを計画的に進められないという生徒はご相談ください。

★欲張って授業態度も良くする方法とは?!

最後に成績に関与してくる授業態度について。

 

もちろん静かに集中して授業をきくのは大前提ですけど、それは最低限の授業態度ですよね。あまり成績アップまでは望めません。

 

もちろん、積極的に発表して授業に参加できたらベストだと思いますよ。

 

ただ、「ちょっと恥ずかしい」、「自信がない」という子にお勧めなのが、「学校のワーク質問法」です。

 

先ほど、提出物を授業の進行に合わせ計画的に進めるとしましたけど、自分で進めていくと「応用だったり利用問題」でわからないところが必ず出てくるはずです。そこを先生に授業後でもいいので質問しにいきましょう。

 

「おっ、ちゃんと勉強しててわからないところを聞いてくるなんて偉いなぁ」と思わせることが肝心です。しかも、年度当初からそうやってアピールすることで、先生に良い印象を持ってもらえるはずです。試しに是非やってみてくださいね。


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