直接対面型の質問対応でまだ消耗してるの?


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こんにちは。かまなびの小倉です。

 

かまなびでは1人1台iPad学習を推進しており、それに伴い対面での質問対応することを徐々になくしていく方向で動いています。

 

というのも次のように対面質問のデメリットの方が大きいからです。

直接対面型質問対応のデメリット

 

 ●1問に時間を取られすぎてしまう

>>先生が問題を読んで、どのように教えたらわかりやすいか考えているときや、説明を書いている時間など生徒が何もせずに待っている時間がもったいない

>>問題によっては、生徒のレベルと合っていないものもある。例えばABレベルの基本問題での失点が目立つ生徒に、Cレベルの応用問題に時間をかけても目標点などはクリアできない。しかもその問題がわかっても、他の応用問題を解けるかどうかは未知の領域。

 

●全部わからないという場合に、この1問だけをやるのではできるようにはならない

>>この状態の場合、目の前の1問より、レベルに合ったところまでさかのぼってトレーニングする必要がある

 

●生徒本人がわかった気になってしまう

>>これも多いのですけど、先生が誘導してできるようになっているだけなんですね。1人でできるようになっていないことがほとんどです。できるような気になって、スッキリさせられてしまって、その後は復習しない。教えた側の先生も、生徒の反応をみて一緒になってスッキリしています。ここに落とし穴があると考えます。

 たとえるなら、先生がマジシャンでマジックを披露しているような感じですね。それをみている生徒は「すごい」という反応をします。演者(先生)は、観客(生徒)に喜んでもらって満足します。しかし実際には観客は、そのマジックができるわけではないんです。

 

●話を聞いていなかったり、忘れてしまうことが多い

>>長い話になってくると、途中から話を聞いていなかったりすることもあります。また仕事でもそうですが、質問をしていてもメモを取らない生徒も多く、しばらくすると同じ質問をしてくる生徒が結構います。このような場合、質問対応しているお互いの時間をただ浪費しているだけになります。

結局のところ質問対応というのは、直接対面の部分ばかりが注目されますが、実際にはそれほど重要ではありません。

 

直接のやり取りすることだけが大事だったら、個別指導や家庭教師が最強となるじゃないですか。しかし実際はそうはなっていないのは、前述のような直接対面型の質問対応の落とし穴にハマってしまっているからなのだと思います。

 

もちろん、問題文の読み落としのように、すぐに解決される問題もありますよ。しかし、読み落としだったら、それこそ自分で再度読んで自分でやるクセをつけないと、テスト中に修正できなくなってしまいます。

 

何でもかんでも解けなかったら質問すればいいということでもないんです。

 

中には「解答・解説を読みたくなかったので質問しました」みたいな質問もありますよ。こういうことやっている生徒はほんとに学習効率悪いです。勉強できる子は、解答・解説も読んでサクサク問題を解いています。

 

かまなびで質問するときには、解説のどこがわからないかというところまで聞くようにしていますが、そうすると自分で解説をよく読みまして、それで「やっぱりわかりました」となることも実際には多いものです。

 

コミュニケーションを取りたいだけの質問なんですね。質問して話している間はやらなくていいので、ちょっとわからないと自分で考えずにすぐに質問してしまう。個別指導や家庭教師スタイルで伸びない原因の1つになっているんじゃないかと私は思っています。

このように直接対面式の質問にはデメリットが多いので、かまなびでは1人1台iPad化とともに質問のスタイルも変えていきます

 

具体的にはiPadアプリグッドノートの新機能「共有ノート」を利用した質問対応を行なっていきます。

 

 

質問に関連した問題も共有ノートに追加するので、できるレベルまで引き上げていきます。質問対応したものが全て残るので、できなくなったらまた解き直すことも可能です。

ほとんどわかっていない場合には、1から説明した解説動画を見てもらうこともあります。解説動画の場合、何度でも再生できるので、聞き漏らし、メモ忘れ、わかるところは早送りなど利点が多いです。

今回は、かまなびの最先端の質問対応を紹介しました。

 

直接対面型の質問対応では「質問に先生がすぐに答えること」「生徒と先生がスッキリすること」が主となってしまい、本来の目的である「生徒が自分1人で考えてできるようにすること」が忘れ去られてしまいがちです。その直接対面方式のデメリットを、最新の通信機器が補ってくれます。かまなびが1人1台iPad体制でやっていく理由がわかってもらえたら幸いです。

 

さらにこの共有ノート機能は、常にノートを共有状態におけるということですから、質問対応だけではなく他の活用もすることができます。

 

 生徒が学習するノートごと共有してしまう

生徒に今やらせたい教材は共有ノートにします。そうすると、進み具合もこちらで把握できますし、終わったらそのノートに確認問題を貼り付けたりすることもできます。これを直接行うのは難しいですよ。ノートや配布したプリントを提出させたりしなくてはいけないからです。やっていない場合にはいち早く気がつくことができるので気づいたときにLINEなどで催促もできるでしょう。

 

テスト実施をリアルタイムで管理 

テスト実施もこの機能を使って行なってもいいですね。実施時間を決めて自宅でやってもらっているときに、テスト問題に書いているところがリアルタイムでこちらに自動的に送られてきます。

 

【結論】

iPadを利用すると

通塾・非通塾関わらず

学習管理ができる

 

コロナなどで休校になった場合、通塾圏外からの生徒は、この機能を使って学習管理していけば、通塾した場合と同じクオリティでやっていけると考えています。ご希望の方がおられましたらLINEなどで連絡してください。

 

 

 

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