脱落するとお金がかかる


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入会希望者にお待ちいただいている状態のかまなびです。特に「今塾に通っているけど、得点がどんどんと下がってしまっている」という方も多いようで、問い合わせをたくさん頂いています。

 

以前のブログで、【生徒分類】を書きました。その分類で「塾を選ばない優秀な生徒」がいるということを書きました。

 

お問い合わせの多い「今塾に通っているけど・・・」という生徒たちが通っているのは、どうやら「塾を選ばない優秀な生徒向け」にシステム化した塾のようです。

 

ですから、そういう塾でうまく回らなくなると、もう巻き返せない。だってその仕組みがないから。

 

ところで「塾を選ばない優秀な生徒の場合」

 

塾に通わず「学校の勉強」でできてしまうこともあるでしょう。教科書と学校のワークでもう十分みたいな。

 

塾に通うのは学校の成績を上げるには非効率だということを以前のブログで書きました。

 
塾に行っていない子が成績が良いという逆転が起きるのも頷けるのです。
ちょっと問題が足りなければ、書店で「問題集」を買ったりすることもできますね。
「ここが弱い」ということを自分でわかっていますから、1000円程度で自分で選んでやったりすることも可能です。アプリやネットでの学習もできますね。
とはいえ、そんなに優秀な子どもたちばかりではないのも現実です。多くの生徒が学校の勉強だけではなかなか苦労している(だから塾が腐るほどある)。書店で自分で選ぶようなレベルの小中学生もあまりいません。多くは書店では漫画コーナーでしょうか。
 
というわけで、「通信教材」での学習を選択するケースが多いです。
通信教材では、その時期に必要だろうという参考書や問題集を送ってくれます。書店に行かなくても済むようになるわけです。
たとえば「進研ゼミ」を受けていたという生徒が塾に来るのは実に多いです。
ベネッセコーポレーション 進研ゼミ・こどもちゃれんじ
いきなり「塾通い」ではなくて、
おそらく「市販教材」→「通信教材」→「塾探し」と流れていくのではないか。そんな風に感じています。
一番費用がかからないのは、市販教材です。1冊1000円程度ですから。
ただそれだと自分でセレクトしなくちゃいけないので、それはそれで難しかったりします。
そういうわけで「通信教材」に流れていく。これの費用が月6000円程度でしょうか。最近通信教材の研究も始めているんですけど、結構リーズナブルなんですよね。これで内容も良かったらこれくらいで済ませたいところです。
でも通信教材だとやらなくなってしまう子も多いです。
成績が下がってきて子どもに聞いてみると「わからない」と言い始める。
それならばと、塾に通わせようということになるんでしょうけど、最初にリーズナブルなのは「集団指導での学習」の塾です。一斉に授業をするので料金的にも全科目受講してもそれほど高くならない。
ここで止まればいいんですけど、前述のように「塾を選ばないような優秀な生徒向け」に作られた塾も結構あります。合格実績とか張り出しているようなところです。「うちの塾は地域のトップ校に合格させているんだすごいだろ」ということやっているところは、その可能性は高いですね。上位の子の実績で他を釣る作戦です。
こういう塾で好成績で、塾内部のクラスも上がっていければ、それはそれであまり費用かけず大きな結果が得られるでしょう。塾の特待生度とかもある塾だったら授業料ももしかすると取られていないのかもしれない。
しかし多くの子ども達はそうはならなくて、そのような塾のシステムには乗れず脱落していきます。
その芸当ができるなら通信教材でも足りてしまうからです。
 
そこで、少人数授業での学習や家庭教師での学習、個別指導での学習ということになっていきます。費用は先生に対する生徒の人数次第です。マンツーマンなら全科目やると費用はとんでもないことになっていきます。いくらでも教育費にかけられるならいいですけど、そういうことはあまりありません。
ここまでをまとめると、脱落していくとその分だけ教育費が上がっていきます。最初は市販教材の数千円が気が付いたら月に何万円もということになっている。
では、どうやって費用を抑えていくかなんですけど、長くなってしまったので続きはまた今度。
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