目標に合わせた学習比重の調整がカギになる!?


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10月に入ってから急上昇して入ってきている検索ワードが、「合計点」「合格点」です。

秋になると、志望校も定まってくる頃ですし、自分自身の模擬試験での点数データもたまってくる頃だからでしょうか。

そうすると、「この点数で合格できるの?」と合格点が気になりまし、「合計点をもっと上げたい」となってくるのでしょう。

では、どうすれば、合格点をクリアする合計点を取ることができるのか(ここでは、点数がまだまだ足りないという方向けに書いています)。

それは、科目ごとの勉強比重を調整することです。

勉強時間は限られています。特に二学期は、受験勉強は学校の学習との併用になりますからね。暇な受験生はほとんどいないはずです。

たとえば、入試で300点を目標にしているとしましょう。

これまでの模擬試験などの結果を総合的にみてみると、数学は最終的に50点ぐらいに終わりそうだということがわかってくると思います。計算問題と小問ぐらいしか取れなさそうな場合も多いと思います。

そういう場合は、数学を50点ぐらいと想定して、残りの4科目で250点クリアする戦略を立てます。

日々の学習では、数学は計算と小問のみ、学校に合わせて3年の内容を勉強するくらいで数学はとどめておきます。

その代わりに、数学以外の4科の学習比重を上げていきます。


数学が苦手ですから理科も計算を伴う範囲の学習は比重を下げて、知識で押せる単元(2分野が多い)の学習比重を上げます。

教材は単元ごとのものを採用してもいいですし、「ひとりで学べる理科」のように分厚い問題集を単元を選んで学習するのでもいいでしょう。また、全国入試をセレクトしながら学習してもいいですね。とにかくこの作戦は得意を伸ばす方法なので、演習量をとにかく増やす必要があります。数学の倍は勉強しましょう。

重要ポイントの理解を深めたい人は

解きながら知識の安定と理解を深めたい人は

とにかく解いて解いて解きまくる人は

入試問題を解くアプローチを学びたい人は

1分野も知識問題や典型題ははずせないので、1冊で理科の知識を確認できるような教材があってもいいかもしれません。

毎日知識の確認がしたい人は

理科は数学の倍勉強したいところですが、英社の学習比重はもっと上げる必要があります。この2科目はできない生徒はいないでしょう。時間をかければかけるだけ点数が上がってくるはずです。上がらない場合は、日常的な学習がおろそかになっているかもしれません。誰に指示されなくても毎日学習するべき科目です。


英語と社会は80点以上取れるようにめざしましょう。ただし、社会に関しては、最新の出題トレンドにアンテナを張っておく必要があります。マニアック度・出題形式変更度が高い科目だからです。したがって、最終的に全国入試問題をすべて解ききるのを目標とします。

出題トレンドと問題演習量を確保するならこれしかない。

ここまでの得点目標をまとめると、

 

目標点300点クリア

数学50点

理科60点

英語80点

社会80点

 

これで270点です。目標の300点まであと30点です。

 

こうしてみると日々の学習は、理数系の科目が苦手で300点以上狙う生徒では、英語と社会の比重を最も高め、数学よりも理科を学習するのが得点力を高める方法になります。

 

そして、国語はあと30点クリアすればいいんだと考えるとだいぶ気持ちが楽になりませんか。

 

特に入試は国語から始まりますからね。

 

300点クリアしたい場合の2学期以降の国語学習は、漢字・語句の日々の学習に、古典と作文を加えるといいと思います。

 

漢字・語句については、以前のブログでも紹介したのですが、

 

漢字の「読み」対策は、学校の教科書の漢字がベストです。千葉県の入試では、漢字の読みの難易度が上がってきています。とはいえ、それらの出典元は学校の教科書レベルです。つまり、学校の教科書で扱う漢字のレベルが上がってきているんです。したがって、学校で配られている教科書準拠の漢字ワークに出てくる全ての漢字の読みをマスターしましょう。なかなか難しいものは無料暗記帳アプリ「zuknow」に入れておくとすぐに確認できると思います。

 

漢字の書きについては、小学校レベルの漢字を全て書けるようにしましょう。漢字の書きでは、意味を考えて書かせる出題が多く、小学校レベルの漢字を自在に使いこなすことが求められています。

 

つまり、既に書ける漢字なんけど、それらを組み合わせてできる熟語が書けるかということが重要です。それは、その熟語の意味を知っているかということでもあります。したがって、意味や用法を確認していくことの方が重要です。

 

問題集ですと、それらの対策には小学校レベルの「語彙力」として扱われているものを用いると効果的だと思います。

 

古典は先日ブログに書きました「1日1古典」です。古典に慣れるようにトレーニングして下さい。

千葉県の国語の出題研究をしていて思うのは、国語の成績を安定させるには漢字以上に大事になるのが「作文力の強化」です。「作文を速く書けるようにしておくこと」が千葉県入試国語の最大の攻略法だと考えます。目標は「5分で8割」答案を書けるようすることです。


その為には、ポイントが3つあります。


「型を身に付けること」

「頻出テーマについてあらかじめ書いておくこと」

「書きまくること」

です。


たとえば、

「資料を引用するときの書き出しと文末はこうする」「体験をいれるときの書き出しはこうする」「対比の文を書くときには」などの型を決めておきます。


教材では、小学生版ですが「本当の国語力が身につく問題集」がオススメです。「言い換えたり」「比べたり」「たどったり」する文章の型を身に付けることができます。

「頻出テーマ」と「書きまくる」には、全国入試問題から作文問題だけをピックアップして解くのいいがでしょう。かまなびの生徒には、全国入試問題から千葉県っぽいものを数年間分セレクトしてとにかく書きまくってもらいます。

ともあれ、このように合格点クリア、合計得点力をつけるには、勉強比重を変えて、一般的な学習カリキュラムにとらわれることなく勉強するのが近道です。

ところが、塾での勉強は「いつまでも科目で分けた学習」「一般的なカリキュラムに基づいた学習」が行われています。これは授業中心に受験勉強が組まれていることの弊害でもあります。

学習できる時間は限られています。

それぞれの生徒の目標点に合わせ、学習比重、学習内容、教材を変えて、自分の勉強方法を確立しましょう。


今回は300点クリアを目標に組み立ててみましたが、目標によって様々な戦略が立てられるはずです。今一度自分の勉強を見直してみて下さいね。