「自分の勉強を組み立てる」かまなびの夏学習


定期テストも終わりまして、いよいよかまなびの夏の学習が始まりました。


今回の定期テストの出題傾向、千葉県入試・模擬試験の傾向に基づいて、かまなび生は夏の学習をスタートさせています。


ある生徒は地理の学校のワークをスタート、余裕を持って進めて次回のテストでは90点台を狙う。英文法は宿題でできそうなので自宅で。苦手な数学は計算の復習を塾にくる度に1パターンずつ。


ある生徒は7月Vもぎ理社の出題単元の強化。英文法は文型、不定詞を復習、英単語も併せて即答法で練習、仕上がってきたら英文精読トレーニングの開始。漢字練習のペースを決め語彙力もつけていく。


このように、かまなびで何を学習して、宿題では何をやるのか、生徒の性格や弱点、出題傾向を考えて5教科の学習戦略を立てています。ともあれ「自分の勉強」をしないと点数は上がりません。塾の授業を買って塾の勉強をするのは、自分の勉強ができている場合だけにしましょう。


だったら、個別で自分の勉強をすればいいじゃないか。という意見もでてきそうです。


しかし、個別指導もあくまで「科目受講制」です。受講していない科目のテストをみて、「科目ごとの勉強比重をどうするか」という視点が必ず抜け落ちています。


基本的に個別指導は、「受講している科目だけ上がればいい」というスタンスですよ。


だって、受講していない科目ができなければ、それだけその科目の授業を売ることができるからです。


もっとも、個別指導では受講科目でさえ成績が上がらないことが起こります。


しかし、この場合でも、受講していない科目がもっと悪ければ、「受講していなかったらもっと酷いことになった」ということにできますから、できるだけ受講していない科目は成績が悪くなってくれた方がいいはずなんです。


これらのことは「科目受講制度」のパラドクスであり、悲劇でもあります。


無意識ながら塾生の「非」受講科目の成績ダウンを願ってしまうのです・・。万が一、受講していない科目の成績が上がるようなことがあれば、塾自体の存在価値がなくなってしまいますからね。


それでもまだ塾の授業を買い続けますか。


「買うのをやめてしまうと不安」ということはあるでしょう。塾の授業を受けることで、「安心感」を得ている人はかなりいるのでしょうね。


ただ、買うことをやめても案外やっていけますよ。自分の勉強時間は増えるので、あわよくば成績が上がることさえありえます。


大事なのは、塾の授業を買うことではなくて、自分の勉強を組み立てることです。


次回定期テストまで、あとだいたい100日、千葉県前期選抜まであと224日です。自分の勉強を組み立ててみましょう。組み直しの学習相談は随時行っています。学校のテスト、学校のワークを持参して塾の授業を買わないでどう自分の勉強を組み立てるか。自分で組み立てるのができない場合にはかまなびまで相談しに来てください。


なお、正会員の募集はあと数名で募集締切となります。小学生の募集は締切りとなっています。締切りの場合は、学習相談のみとなりますのでご了承下さい。