DDDDサイクル推奨


新学年になって初めての定期テストが近づいていますね。今日の朝日中学生新聞では、定期テスト対策の特集が組まれていました。そこで紹介されていたのが、PDCAサイクルというものが紹介されていました。

Wikipediaによると、

PDCAサイクル(PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)は、事業活動における生産管理品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ。Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4 段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。(Wikipediaより)。

だそうです。

 

このサイクルを定期テストで実践すれば、将来役に立つよというわけです。

 

ただ、このPDCAサイクル、簡単に言いますけど、プランを実行すること自体が難しかったりしますよね。中学生はみんなテストの計画だけはみんな立てているんですよ。テスト計画表を学校から配布されていて2週間前に立てさせられるんです。しかしなかなか計画通りにはいかないんですよね。


 

ところで、あまりこういうビジネスなどの手法を「社会の基本」として若い人に紹介しない方がいいのではないでしょうか。最終的にこういう方法に落ち着く人がいてもいいですけど、こういう手法の弱点は、自分の思考の檻から出ることができないからです。

 

若いうちは、直感で「Do(実行)→Do(実行)」でいいと思います。

 

計画立てていくと「これは無理だ」と考えて、実行する前から諦めてしまえばそれこそ本末転倒です。

 

将棋の羽生名人も、「事前にいろいろ調べていたら将棋プロ養成の「奨励会」には入っていなかったと思う」とラジオで言っていましたね。今まで楽しく将棋をやっていた雰囲気しか知らない状態で奨励会に入ってしまって「えらいとこに来てしまったと、そのとき思いました」と言っていましたよ。

 

子ども達には、直感を頼りに「実行→実行→実行→実行」のDDDDサイクルの精神でいってほしいです。