私立単願にする前に押さえておきたい私立高校受験のこと(3)


さて、学力差がバラバラなのが私立高校ということがわかりました。

 

この学力差を利用するのが私立高校進学の最大のポイントになります。

 

そこで導かれるのが「私立ランクダウン受験」という方法です。

 

私立ランクダウン受験とは、私立入試で安全校を受験する作戦です。

 

私立高校の安全校に入学した場合、その学校では上位の学力層に入りやすくなります。

 

多少勉強すれば順位も上げやすいですからね。

 

生徒本人達も高校では気分良く勉強できます。

 

今までの中学校では、どれだけ勉強しても上位に入れなかった子でも、私立では上位の成績を目指すのも不可能ではありません。

 

テストの点数が良くなれば、通知表も良くなります。大学進学でもこれは非常に有利になってきます。

 

成績が良くなれば、指定校推薦・公募制など、各種推薦などの一般受験以外の道も開かれてくるからです。

 

現在の大学入試は、一般受験で進学する生徒はだんだん少なくなってきています。浪人してまでブランド大学の進学を追い求める人は少なくなってきているのです。

 

「一般受験の道しかない」と追い込むのは一部の人たちだけで、それ以外の多くの人はそこまで追い込まずに進路を決めていく。

 

そうなる可能性が高いのなら、高校の成績を良くしておいて一般受験はできるだけ避けることができるようにしておいた方がいい。

 

しかも、高校受験で「単願推薦にしたらどうか」となっている時点で、大学受験を一般受験するというのは、かなり厳しい状況にいると言えます。

 

「偏差値30台からの~」みたいなサクセスストーリーは、「進学校には在籍しているが勉強していなかったケース」がほとんどだと思いますけどね。あまりそういうものに煽られないことが大事です。大学受験では一般受験のみにならないようしかっりと保険をかけておくことが大事になってきます。

 

このように、「私立ランクダウン受験」をすることで学校では上位のポジションに入りやすくしておくことがポイントになってきます。

 

しかし、高校受験で単願推薦を選択するというのは、これとは全く逆の発想なんです。

 

単願推薦というのは、「ちょっと届かないかもしれない私立になんとか入れてもらう」ことですから。つまり、「私立ランクアップ受験」なんです。

 

言い換えれば、私立高校の中で「最下位の学力でスタートする」ということを自ら選んでいることになります。

 

「早く受験の悩みから抜け出して楽になりたい」という気持ちもわかりますけど、学力にかなりバラつきがあるのが私立高校ですからね、これだけはなるべく避けた方がいいと思います。

 

ただ、そうはいっても私立単願がちらついているということで、あまり現在の状況がよくないことは確かです。

 

それでは、今後三ヶ月ほどしかない状況で、どうすれば少しでも状況を改善することができるでしょうか。それを考えていきたいと思います。


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