英文法を深く理解するには


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 前回に続いて、今回も成川博康先生の英文法の書籍の紹介です。

 

『「なぜ」がわかる英文法の授業』(学研)です。

 

英文法を勉強するときに変な覚え方をしてるということが、この本を読むとわかります。

例えば、「現在形は現在を表す」と覚えてる人が多いと思いますけど、実際は「現在形は現在だけを表すのではない」と成川先生は言います。

 

現在形の新しい覚え方は

 

「現在形=いつも変わらないこと」

 

だそうです。

 

なので、いつも変わらないことであれば、現在形で明日のことだって表します。

Tommorow is Sam's birthday.(明日はサムの誕生日です)

Bank open at 9 a.m. tomorrow.(銀行は明日、9時に開きます)

 

というような文章で「何で明日の話なのに現在形を使うの?」ということも説明がつきますよね。

 

このように正しい覚え方をすれば、応用がきかせられるというわけです。こういうところでみんなと差をつけたいですよね。 

もちろん「高校英語」の内容も入ってきてしまうので、中学生は「中学範囲」だけ読むのでOKですよ。紙面も学研さんらしく、絵もふんだんに使われていてとっても読みやすい1冊です。

 

以上かまなびの本棚の紹介でした。

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